【髪贈】親子へアドネーション
2019-01-28
こんにちはCASAのTsuboです。
皆様この季節乾燥からインフルエンザが大流行中とのことですが、いかがお過ごしですか?
僕は子供からインフルではないですが鼻やのどの風邪を頂きまして毎日ティッシュと仲良くしていますwww
朝起きると喉と鼻と目がすごい事になっていますね・・・
(お客様には影響がない類のモノですのでご安心下さい(._.))
昔に比べると治りも遅くなってきて色々と感じるものがあります 笑
自己管理を気を付けて早々に治るように努めます・・・(>_<)
親から子へ
子から親へ
一見いい言葉のように聞こえますが、こういった風邪まではいらないなwww
いい意味でなら風邪ではなくこのような意味での親子の関係ですと素晴らしいですね。
■ ヘアドネーションて?
皆様、ヘアドネーションをご存知ですか?
以前も何度かコチラのブログで紹介したこともありますが
簡単に言うとボランティアです。
病気で髪に何かしらの影響が出てしまった子供たちに人毛でウイッグ(かつら)を作ってプレゼントをする活動ですね(^_-)-☆
団体も何種類かあるみたいですが、一番活発に活動しているのは上のリンク先で紹介した団体です。
先日もYahooのニュースで紹介していましたね。
CASAでもブログをご覧いただき 〜の ヘアドネーションのお問合せが結構あるのですが、おかげさまで多くのお髪を団体に寄贈?髪贈させていただいております( ^ω^ )
その中でも先日お子様のヘアドネーションの依頼でしたが、どうせならと言う事でお母様もご一緒にの
「親子ドネーション」をさせて頂きました。(言い方合ってる??笑)
さすがに親子で同時進行は経験がなかったので、段取り等はややパタつきましたが・・・
とても良い瞬間に立ち会えました。
■ ① ベース作り
まずは・・・
右がお母様(Tsubo担当)、左が娘さん(Yukino担当)のビフォーです。
親から子へ
髪質は近い物があります。量はかなり多め、長さもだいたい一緒。
これを最低31cm以上カットしていきますが・・・
お母様はだいぶ進んでますが、奥の娘さんはブロッキングをしてこれから毛束を作っていきます。
(送る際、密閉するとカビるので必ず乾いている状態でカット)
これこそ本当の切りっぱなし!!!
ヘアドネーションの部分はこれで終了。
こちらがお母様(やや大人のツヤ髪)
こちらが娘さん(純度100%の黒髪)
とてもヘアドネーション向きの理想の髪の量(^_-)-☆
しかしここからが美容師としての本領発揮!
重さも量も少しクセもある髪を突然短くすると・・・
美容師の方なら恐らくわかるかと思いますが、一般の方に分かるように言うと、
「予想してなかったクセや広がりが出てきて爆発する可能性大!!」
こればっかりは技術もそうですが経験がモノを言う所。
難易度の高い状態をどの様に切り収めていくか?です( ^ω^ )
■ GBAによるカットをしていくよ
GBAとは
まずは・・・
① ご要望を聞いた上でできる事とできない事のすり合わせ。
② 骨格を加味してシルエットの設定。
③ 目鼻立ちを考慮して分け目やボリュームを出す位置を調整&バランスとり。
④ 全体像とのマッチングを意識した雰囲気の似合わせ。
以上+スタイリストの個性をブレンドし、CASAオリジナルの似合わせカットを施します。
(一番重要なのはスタイリストのキレイにしてあげよう!という気持ち(^^)ww)
そうしてある程度仕上がって・・・
仕上げのブローをしていきます。
(CASAはコテ巻き、アイロンだけでなく、ブローにも相当なチカラを入れているので仕上げに一切の妥協はありません)
そうしてできあがったのがコチラ
ばっちり収まりの良いグラデーションボブまでバッサリ!!
お髪質的にやはり広がったりハネやすかったりもあったので、ルーツコントロール(毛の流れや生え癖の調整)とゾーンコントロール(細かく場所を見極めた毛量調整)をしっかり施してカットをしました(^_-)-☆
必要以上にすくとえらい事に・・・(*_*;
別角度での親子。
娘さんもなかなか短くなりましたね!!
今回はCASAでのヘアドネーションを選択いただきありがとうございました!
責任を持って団体に「髪贈」させていただきます(^_-)-☆
■ 最後に・・・
今回お客様のご要望でご相談を受け、親子でのヘアドネーションをさせてただきました。
ご相談をいただき関わる事ができたのは美容師としても子を持つ親としても非常に光栄に思います。
親から子へ
子から親へ
寄付していただいた方達にも良い思い出になれば幸いです(^^)
もし「せっかくカットするなら!」「自分の髪を寄付したい!」等ございましたらぜひCASAにお任せください。
アフターデザインまで責任を持ってキレイに致します。
by Tsubo