白髪が生えてくる原因と改善方法?!やってはいけないこと②
2022-10-09
こんにちは!CASAのツボタです!
今回は前回に引き続き「白髪が生えてくる原因と改善方法?!やってはいけないこと②」
です!
こちらを見てからぜひ続きをお読みください(^^)
■ 遺伝

「明確に」は医学的な解明はされていませんが、恐らく白髪の原因として一番大きなファクターになっているのはやはり「遺伝」的要素。
私自身も仕事の性質上、たくさんの親子の髪の毛を見てきました。
その上で感じるのは、やはり親子だと髪質がそっくりな人も多く、遺伝の影響は大きい!と経験上断言できます。
両親ともに髪がしっかりしていて、親も早いうちから白髪が気になっていた、もしくは親のどちらかが白髪そうだった場合、
その子供が早い段階で白髪を気にするケースは多いと感じます。
例えば、白髪発生年齢の平均は30歳代半ば頃と言われていますが、
上記に該当する場合、遺伝が原因で実際それよりも若くして白髪が発生することもあるようです。
また遺伝が原因で早くして白髪を気にしうる場合、
メラノサイト(色素細胞)量が遺伝的に生まれつき少なく白髪になりやすい、
タンパク質をつくる遺伝子の量が少ないということが考えられます。
遺伝が原因の白髪は、残念ながら現在では治す事が難しいそうです。
白髪を気にしすぎて逆にストレスになることを防ぐためにも、信頼のできる美容師とよく相談して折り合いながら心地よく対策を考えていきましょう。
最近はなじみの良いヘアカラーなどがでていますので、これらを使用してみたり、白髪が目立たないヘアスタイルや白髪を活かす手法を試してみることもよいですね!
ちなみに、あくまで「明確に」ではないので上のような条件に当てはまっていたら、必ず早く白髪になるという訳ではありません。
あまり可能性を決めつけて悩まないようにしてくださいね。
■ 病気
病気になってしまうことで白髪の原因になることもあります。
若白髪を引き起こす病気として、いくつかの例を挙げておきます。(※一部ネット資料を参考)
◇尋常性白斑
皮膚の一部分や数ヵ所が白くなってしまう病気で、発症原因は不明です。
白斑が頭皮にできてしまった場合、そこに生えている毛や、生えてくる毛も白髪になってしまい、それを白毛症と言います。
白斑が拡散すれば体中が真っ白になってしまい、頭皮に広がったら白髪が生えてくるようになります。
気になる方は、皮膚科を受診しましょう。
◇貧血
症状としては、下痢、腹痛、手足のむくみ、排尿障害など白髪が生えてくる他にも体調不良が現れます。
貧血は、ヘモグロビンの減少で身体が酸欠状態になると起こり、軽度のものから重度のものまであります。
酸欠状態の体内で、頭髪へ酸素を運ぶ優先順位はとても低くなってしまいますね。
そのため、髪の毛を生成するメラノサイトやメラニン色素を生成する酵素に酸素と栄養が行きづらくなります。
ですので、貧血の方は白髪になる可能性が高くなります。
◇甲状腺機能低下症
甲状腺には、身体の新陳代謝を促進させるホルモンを出す機能がありますが、それが低下してしまうのが甲状腺機能低下症という病気で、男性よりも女性に多く、40歳以上の約1割に見られます。
甲状腺ホルモンの分泌量が減少することで、
・無気力感
・皮膚の乾燥
・むくみ
・便秘
・体重増加
・白髪
などの症状がみられます。
ホルモンバランスが乱れ、細胞分裂の働きが低下することにより、
頭皮や髪の毛に栄養が行き届かなくなり、白髪が増え、髪も抜けやすくなるのです。
ホルモンバランスが正常になれば、細胞分裂も活性化していくので、健康的な髪の毛がまた生えてくるようになります。
白髪以外にも、上記の症状に加え、
・髪がやせる
・抜け毛が増える
・ガラガラ声
・寒くないのに寒く感じる
といった点が気になる場合は、念のため内科を受診しましょう。
◇フォークト・小柳・原田病
血液中にあるリンパの病気です。
髪の色素細胞が破壊される病気のため、色素が作られなくなり、まつげや眉毛がパラパラと抜け落ちてしまったり、白髪の症状も起こります。
◇円形脱毛症
円形脱毛症になったあと、毛の抜けていた部分に白髪が集中して生えてくる場合が多いと言われています。
毛母細胞がまだ正常に機能しないうちに髪の毛が生えてくるので、メラニンが生成されていないためです。
ただ、この場合、白髪が生えるのは円形脱毛症が回復してきている証拠ですので、
最初に細い産毛のような髪が生え、次に白髪の産毛が生えてきて、徐々に黒髪が生えていき、回復するプロセスを順調にたどっています。
ただ、上にも書きましたがあくまで可能性ですので決めつけずにお身体の不調の際はまずはお医者さんにご相談です!

■ 絶対にやってはいけないこと
白髪でやってはいけないこと・・・
それは白髪を抜いてしまう行為です。
特に生え際や分け目など目立つところだと抜きたい気持ちも分かりますが、白髪を抜くことを当たり前に習慣化してしまうと、
「髪の毛の量が減ります」(ハゲます)
白髪が生えてくるのは毛根の問題。
白髪を抜いたとしても、同じ毛穴からはまた白髪が生えてきます。
ということは、白髪を抜くことを繰り返し行っていると、同じ毛穴から何度も髪の毛を抜くことになります。
髪の毛の頭皮には「ヘアサイクル」と言うものがあり、
「成長→止まる→抜ける」
を一定のリズムで繰り返しながら成長します。
しかし、ヘアサイクルを無視して髪の毛を無理やり抜いていると、最後には頭皮の中に埋もれてしまい髪の毛が生えて来なくなるのです。
それに毛穴に強い刺激を与えることになるので、頭皮にも多大な悪影響。
「どうしてもここの一本が!」という内くらいなら確かになんとかなるかもです。
しかし白髪が部分的に集中して生えたり、そのうち1本だと追いつかなくなり抜く本数が増えていったとして。。。
長い目でみると、白髪を抜いていた部分が薄毛になるのです。
以前にも白髪を抜くリスクについて詳しく書いております。
実際に担当させていただいているお客様でも、若いころから白髪を抜いていたことで他の部分よりも薄くなってしまい、とても後悔している方がいます。
みなさんも同じ思いで悲しまないよう、白髪を抜くのはやめましょう。
どうしても気になってしまうのであれば、数本のうちなら根元からのカット、追いつかない場合はヘアカラーで白髪を染めましょう。
将来の髪の毛のために、抜く以外の選択肢を考えてください。

■ まとめ
いかがでしたか?今回は白髪の原因と改善、対処方法についての紹介でした。
白髪ができてしまうのは、栄養、血行など体の内面からの影響のほか、不可抗力的な遺伝などの要素も関係します。
そもそもの部分でやむを得ない場合であったとしても、生活や食事を見直すことで白髪の改善にもつながります。
そして、現代人の好きな「ストレス」。
なんでも「ストレス」のせいにできて、済ませていられる方はそれそのものが発散になっていたりして意外と良いのです。
それよりも性格的につい我慢してしまう習慣があるお方。
言葉に出さずに知らぬ間にたまってしまうストレスにも注意してください。
自分の意識とは無関係についイライラしてしまう、不安に駆り立てられてしまうなどはストレスがたまっているサイン。
あくまで僕の持論として、現実逃避は一時的にできても仕事のストレスは仕事でしか改善しえない!と思っている口です。
しかしモチベーションの持ち方や改善方法は人それぞれです。
趣味を見つけたり、自分なりのリラックスができるストレス解消方法を用意しておくと気分が晴れますよ(^^)

by ツボタ
